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ブイヤベースとピンクのモスラ

一つ書き忘れていた、スマスマのツボ。

アラン・ドロンがやたらこだわっていた“マルセイユのブイヤベース”
“マルセイユ”と聞くだけ、きゅんとする近頃のわたくし(笑)
あんな、豪華なブイヤベースは、ジョジョもシモンも口にしていないだろうけど、元来、漁師が売れない魚を使って作ったというスープは、ジョジョやシモンにとっても懐かしの味なんだろうな。
そういえば、女好きでおちゃめでハンサムなドロンはどこかシモン風。クールな所はジェラール風。ようするに、ジョジョもシモンフランスのいい男なんだ(笑)
しかし、、本当に見に来られる方の少ないマイブログ。スマスマと書いただけで倍近い数字に・・・恐るべしsmap人気。(たいした内容でなくてスミマセン)


で、やっと花組のNOWON話。

もうかなり忘却の彼方で・・・所々メモっていたけど、今見たら何が何だか(笑)

まず、何がおかしいって、壮くんの衣裳。微妙に自分とあわないヅカ風味の衣裳着るよね。まるで無理矢理綺麗な格好をさせられた、いい所のおぼっちゃま風味(笑)。何てたって壮くんに似合うのはジャージ・・・じゃなくて、クールな格好ですよね。今回のプロローグの光沢のあるスーツなんて凄く似合ってる。

マルセイユ駅の階段は本当にあんな感じなんだそう(彩音ちゃん談)。そう思って見たせいか、昨日2階の上の方から見た(上部分が見切れた)階段は下から見るよりそれらしい風情があった。

プロローグのダンスシーンに出てくるオリオン座とサソリ座のネオンは、みんな知らなかったらしい。壮くんは駄々こねポーズで「知らなかった〜〜」(笑)。
新人公演の時に初めて見るんだね。新公は客観的に舞台を観る唯一の機会。色々気づいたりする点もあるんだろうな。そう思うと、新公以降の公演が楽しみかも。
で、格好いいお髭壮くんだけど、何と髭初めてだそう。意外〜。しかも壮くんのお父様、あんなお髭で似ているらしい・・・み、見たい!激しく拝見したい。何てダンディーなお父様(なんでしょうね)。

オサさん登場シーンは、こんな始まり無かったような・・・だそう。あの登場の仕方はいいな。そっと定位置まで来る感じが好きで、毎回、歌い出すまで、ずーっとオペラで追ってしまう。

スッポン登場のみわっち、“ピンクのモスラ”って呼ばれているらしい(笑)。もー昨日見た時は頭に“ピンクのモスラ、ピンクのモスラ”がグルグル回って・・・

オサさんは、モーリス(壮くん)がツボらしい。確かに単純なのか複雑なのかわからないあのキャラクターはおもしろい。まるで壮くんみたいだ。ラスト、モーリス壮くんとジェラールオサさんの間には目と目で伝えあっている思いがあるらしい・・・知らなかったわ(笑)。マリアンヌには確かに目で訴えているけど。あそこで、モーリスは本当にマリアンヌが好きだったんだなーと。

オサさんいわくジェラールは、「ちょっとしたことが14年でとりとめもなく大きくなった」そうだ。少年の小さな正義漢だったんだよね。正義は勝つって思ってたよね。でも現実は違った。「ちょっとしたことが年月を経てとりとめもなく大きくなった」って事、私も経験があるので凄くわかる。もう自分の意志じゃ、ちょっとやそっとじゃどうにも出来ないことってあるんだ。頭ではわかっていても。

ラストの銀橋のスポットライトの“スパン、スパン”とした感じ、まとぶんが後ろの舞台から見ていて凄く綺麗だと言っていた。あそこは客席から見ても本当に綺麗。凄く宝塚らしく格好いい最後じゃないだろうか。

小池先生(知人が昔働いていたパスタの店によく来ていたそうだ。まだ駆け出しだったそうで、今の活躍を教えてあげたらビックリしていた。クリーム系が好きだったらしい(笑)エリザベートよりずーっと以前の話)、今のオサさんの事を【虚心坦懐】とおっしゃった。今、そんな心でいられるオサさんは強いと思うし幸せだと思う。そして、きっとオサさんも同じ思いなのだと思うけど、「サヨナラを見届けるお客さんだけじゃなくて、花組を、宝塚を初めて観るお客様もいる」という事を頭に入れて作っているとおっしゃった。オサさんの気持ちを良く理解してくれている先生で良かった。ほとんどの座付きの先生はそうだと思うけど・・・

ショーでは、オサさんは初めから舞台に登場しているのだけど、メイク替えで遅いみわっちのスタンバイを、流れる「スミレの花の咲く頃」を(流れ終わった後も)口ずさみながら待っているらしい。あれは裏だけで流れているのかな?客席に流れてたっけ?

ここで、オサさんが壮くんの真似をする(笑)似てる〜
ショーの登場の壮くん、あの“おベスト”は赤金、錦色らしい・・・錦鯉なのね・・・
ところであの最後、下手の壁際でルキーニみたいにしばらく佇む壮くん。最前列の時にこっち見てくれないかなーと見つめていたんですけど(笑)どこを見るでもなく佇んでいるんですよね。でも、昨日2階席で観たら、壁にもたれ掛かる瞬間、帽子の影から一瞬チラッと2階(ほぼ3階?)を見るんです!格好いいー。バッチリ目があいました!・・・と、隣の知人も言っていました。。
オサさん、ラブ・ゲームの例のシーンは、振付のANJU先生だと色っぽいけど自分たちだとそうならないと言っていたけど、十分色っぽいですとも!

まとぶんの花のシーン、まとぶんは“センターパーツの君”だそう(笑)色んなあだ名が付いているんだなー。

ラテンの彩音ちゃんは、パイナップルだそう・・・確かに。でもあれは衣裳も振りも色っぽくて好き。ちょっと左側のターバンの雰囲気がブラックデビルなんですが…

どこか(ラテン)のオサさんが一人になるところで、指揮の御崎先生とタイミングを合わせあっているそう。私が見た二人が笑顔で見つめ合っていた所かな?

赤ジャケでエア・ギターやっていたんですね。私はよくわかっていなかった(笑)今度ちゃんと見なくちゃ。最初は微妙に感じた赤ジャケも最近は素敵に見えます(笑)ジャケよりも何よりもあのシーンのオサさんが凄く楽しそうで、髪の乱れ具合とか凄くツボで今や大好きなシーン。
キンバラの最後は結構ヨタヨタしてしまっているらしく(私も一度見た)「ライト消してーー」ってなっているそう。可愛い〜オサさん。

みわっちソロの後、真っ暗闇の銀橋でスパニッシュのスタンバイをする、壮・オサ・まとぶん(並び順)。ここ、私が最前列で見た時の調度目の前なんですが、最前列で見ていても真っ暗で3人は見えない。そんな中、そでから出て銀橋の定位置にスタンばらないといけない3人はかなり怖いそう。オサさんは壮さんの(でかい)足音だけをたよりに歩いているらしい。私が見た時はブツブツと話し声みたいなのが聞こえて可笑しかったんだけど、そういう理由だったんだ。2階から観たら声はもちろん聞こえないけど、壮さんの(でかい)足音だけは聞こえて吹きだしかけた。

デュエットの「アモーレスクザミ」は、芝居と同じこと(離れていてもあなたの事を想う)を言っているんだけど、それだけじゃなく“今、この時に二人一緒で、ここにいる事が幸せだね”という気持ちなんだそう。実際最後は銀橋で二人一緒なのが嬉しいとオサさん、彩音ちゃんも壮さんたちも言っていた。

繰り返しオサさんは言う。
“サヨナラしていくことが大切なんじゃなくて、
 みんなと一緒にやっている今がとても大切”

そして、まとぶんの肩を“ボン”と叩く。
“ポン”ではなく“ボン”と力強く。(ここ泣ける〜)

それでもぐしゅぐしゅした感じのまとぶんにオサさんは、まとぶんの声を代弁して
“寂しい、寂しい、寂しい”って笑いながら言う。
ううん、まとぶんじゃなくてオサさんを送るみんなの声を代弁して。
“寂しい、寂しい、寂しい”って思うみんな気持ちをオサさんは
ちゃんとわかっていてくれる。

でも、オサさん言う。

『とっても大変なことや、とっても凄いことを“さらっと”やるのが格好いいかな』

宝塚の男役としてのオサさんの姿勢そのもの。
そして、そのままの格好いい姿で卒業していくんだ。
私達は最後まで応援して見届けるだけ。

で、大劇場NOWONのオサさんとの最後のみんなの挨拶はバラバラだった(笑)
by glikoma | 2007-10-10 01:33 | 花組


人生もとっくに折り返したというのに宝塚と出会い軸道修正を迫られつつも猫とまったり暮らす日々。glikoma508@yahoo.co.jp


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